前回のセックスで避妊をしなかったり、コンドームが破れたりして、すでに妊娠の可能性を疑っている人もいるでしょう。しかし、ほとんどの人は、妊娠の最初の兆候である月経が来ないことで妊娠に気づきます。典型的なつわりや乳房の張り、月経痛のような痛みを経験する女性もいれば、単に疲れやだるさを感じる女性もいます。
体の変化を感じない女性もいます。不規則な周期は多くの人にとって日常的なことであり、ストレスやその他の生活環境、条件によって引き起こされることもあります。つまり、月経のが遅れはさほど心配することはなさそうです。
すでに妊娠しているにもかかわらず、生理予定日の前後に軽い出血が見られることがあります。これは受精卵が子宮に着床するために起こるもので、月経と混同されることがよくあります。
身体的な兆候は女性によって大きく異なるため、妊娠を確実に示すものではありません。信頼できる結果を得られるのは、妊娠検査薬だけです。
妊娠検査
妊娠を早期(最初の数週間)に診断できる尿検査は、ドラッグストアや薬局で購入できます(約14ユーロ【数百円~1000円程度】)。ご自宅で簡単に行うことができます。
産婦人科でも有料で検査を提供しています。
尿中のhCG(ヒト・コリオン・ゴナドトロピン)というホルモンを診断する検査です。このホルモンは妊娠中にのみ分泌され、受精後12日目から体内で確認できるので妊娠を確定することができます。
陰性であれば、妊娠していないか、検査を受けるには時期尚早であるかのどちらかです。念のため、3~4日後にもう一度検査をしてみてください。
疑わしい場合は、検査機関で血液中の妊娠ホルモンの量を測定することも可能です。
いずれにしても、避妊をし続けることが重要です。
超音波検査
ただし、超音波検査は、胚と妊娠嚢が見える大きさになる6週目以降にしかできません。妊娠超初期には尿検査がより確実です